介護職を目指したのは緑樹園Ⅰ・Ⅱで働いている高校時代の先輩がきっかけです。
介護の仕事をしたいと思ったときに専門学校に行く方法もありますが、わたしの場合はまず働こうと思い、学校の先生に相談すると先輩が働いている緑陽会を紹介していただきました。
パンフレットから施設のことを知ってとてもワクワクし、ここで働きたいと思いました。
先輩がいて、経験を聞くことができるということは私にとって大きかったです。
「介護職は人間関係が良くない」と周りから言われていましたが、働いてみてそのようなことはないとわかりましたし、私がここまで来ることができたのは職員の皆さんがわかりやすく説明してくださったからですね。
本当に温かい場所だと思っています。

利用者様は同じ性格・症状ではないので、お一人おひとりケアの手順が変わりますし、利用者様の体の状態に合わせてケアを行うので、今でも覚えることはありますね。
私の働く職場では毎週会議を行い、利用者様に対してどのようなケアを行っていくか話し合っていますが、他の人の意見がなければ自分では気づくことができなかったこともあるので、このような会議はとても大事ですね。
わからないことをそのままにせず、確認するようにも心がけています。
また、勤めているなかで後輩ができたことは嬉しいですね。
後輩が頑張っている姿を見ると当時を思い出しますし、悩んでいることも一緒だったり、逆に私よりも出来ていると感じることもあります。
新しい業務が増えたタイミングで相談を受けることもあり、当時の私のことを知っている先輩に聞きながらアドバイスをしています。

「ありがとう」「おはよう」と利用者様に言ってもらえることは、ずっと変わらず嬉しいです。
また、新しく入居された利用者様に名前を覚えていただけることや、私たちが行ったケアによって、立つことができなかった方が立てるようになるなど、変化が見られたときも嬉しいですね。
仕事をしていると時間に追われてせかせかしてしまうので、焦らずに明るく仕事をしたいと思いますし、職場の明るさや仕事のやりがい・やりやすさも含めて、支えていただけるこの職場が一番いいなあと思っています。
自慢の職場ですし、職場の雰囲気は本当にいいですよ、ってことを教えてあげたいです。