看護職

高齢者施設の看護

施設入居者様や利用者様の健康管理・看護業務及び専門的な側面から援助する業務を行います。一人ひとりの利用者様とじっくり関わることができる仕事です。

看護職

仕事内容

利用者様の看護及び健康管理

利用者様の投薬管理や医療的処置等、専門的な知識をもとに看護業務を行います。

専門知識を活かしたマネジメント

専門的な知識や技術をもとに、医療機関との連携や利用者様の生活改善につながるアドバイスやマネジメントを行います。

職場の衛生健康管理

利用者様だけではなく、職員の健康管理、職場での衛生管理なども重要な仕事となります。

その他

・地域の子どもたちへの職業体験
・社内研修講師
・地域イベントでの講話
・リハビリ・機能訓練
・イベントサポート

看護師1

インタビュー

老人保健施設みどりの苑 医務主任

―何故、高齢者福祉看護に係わることになったのですか?

以前は病院にて手術室勤務・救急外来を担当していました。それはやりがいのある仕事でしたが、ある日高齢者施設を見学する機会がありました。その時、私の心に稲妻のような衝撃が走った事を今でもはっきり覚えています。自分がなぜ看護の道を選んだかを思い出したからです。採血や点滴や検査の補助等を機械的にこなしていく、一瞬一瞬の病気だけを看る。そんなことをしたかったわけではない。病んでいる人のそばで寄り添い、共感し、苦痛の緩和・軽減に努め、元気になる支援を、安心を提供したかったはず。ここ(施設)にはまさしく自分がしたかった看護があると奮い立ったのです。

―老人看護の特色・魅力とは?

相談員写真02

若く健康な人たちは、病気を患っても、多くの場合(特別や疾病や難病は除く)治ることがほとんどです。老人看護とは老いていくが故の生理的な衰えと、追い打ちのようにやってくる様々な病、不完全な回復、いずれ訪れる死に向かってゆっくりと生きていく時期に関わることとなります。そのためこの時期の看護は必然的に長く、継続的なものとなります。身体ばかりではなく、精神面で支援も求められることとなり、これに応えるのが老人看護です。

老人看護、特に高齢者施設看護では医療機関ではなかなか味わえない看護・ケアの面白さ、やりがいがあります。医療機関では病気を治すことが課題である一方、高齢者施設看護では「よりそって、人生の終末期をよりよく生きるための看護」が提供されます。対象者の持てる力に注目し、その人の持っている力を発揮させるために、可能性を含めその人の力を信じ、人間として常に関心を持ち続けることが大切です。あきらめずに、やさしさと思いやりを持って接することで、高齢者は儚いながらも力強い生命力を感じさせてくれ、答えてくれます。一人ひとりの生命・生活、生涯の流れに時間をかけてアセスメントできること、その人なりの人生の物語に触れられ、その人の思いに添って、生と死に対する人間としての敬意を新たに分かっていく機会が多いことが特色といえます。大きな疾患にかかり、障害を負ってしまった高齢者の心の痛み・苦しみに最後の時まで医療という側面から寄り添うことができる、唯一の職場であると思っております。

医療処置は、医療機関と比べ圧倒的に少ないですが、一人ひとりと長い時間をかけて係わることができ、見守り・観察なども含め看護師としての能力が発揮できる場所でもあります。

―これから看護職を目指す方へ

病気になると心も弱ります。これから看護師として活躍されていく皆様も、けして初心を忘れることなく、看護師である前に人としてどうあるべきかを常に考え、患者様に「心」のあるやさしさと思いやりを持った、そんな看護師になっていただけたらと思っております。これからのご活躍を心から期待しております。